数学的帰納法とは?具体例とともに現役高校生がわかりやすく解説!
数学的帰納法とは、主に自然数に対する命題が正しいことを証明するための方法のことです。⑴n=1のときに成立すること、⑵n=k(kは自然数)のときの成立を仮定したときにn=k+1でも成立すること、の2つを証明することで、命題を証明できます。
フィボナッチ数列の一般項を求めたい方が、まずはじめに読む記事。
フィボナッチ数列は、n番目の数とn+1番目の数を足すと、n+2番目の数になるという数列です。隣接3項間漸化式の1つであるため、高校数学を駆使すると一般項が求められます。x^2-x-1=0という特性方程式を解くと、黄金比が出てくるのが特徴です。
3項間漸化式の解き方を現役高校生がわかりやすく解説してみた。
入試で出題される3項間漸化式は、aₙ₊₂+paₙ₊₁+qaₙ=0というカタチがほとんどです。この漸化式には特性方程式x^2+px+q=0が存在します。一般的に、2つの等比数列が出てくるので、それを解いたのちに連立させるのがセオリーです。
シグマΣとは?k乗の公式と合わせてわかりやすく解説!【数学】
Daddy こんにちは。現役高校生のDaddyです。 今回のテーマは、シグマです。 \(\Sigma\) ←コイツですね。 『数列』の単元で、いきなり訳のわかんない記号が出てきて悩んでいる高校生も多いのではないでしょうか? 小中学生でもYo...
数学C・ベクトルって結局ナニ?どうしても理解できなかった方へ
ベクトルとは、向きを持った線分のことで、矢印のようなものです。ベクトルを使うと、図形問題を数式的に解くことができます。図形問題が苦手な人でも、式変形だけで答えを求められます。ベクトルの対義語に、方向を持たない量『スカラー』があります。
sin,cos,tanが90°以上で使える理由をわかりやすく解説!
sin,cos,tanはこれまで直角三角形の辺の比で考えてきましたが、これからは単位円というもので考えていきます。円の中心角をθと置くことで、90°以上の角やマイナスの角でも三角比を表すことができます。単位円は、半径1の原点を中心とする円です。
一次近似とは?数Ⅲ微分の総まとめ!【ゲルフォントの定数】
一次近似とは、とある複雑な関数がある時に、関数を接線で近似する、というテクニックです。曲線の関数や、無理数の不等式評価の問題などでは大変有用です。曲線関数も接線も、近づいてみたら大体おんなじカタチでしょ!というテンションで使ってみましょう。
『加比の理』の補足記事
下の記事について、コメント欄から質問をいただきました。 ありがとうございます。 次の例題についての補足をします。 例題 自然数 \(x,y\) について、次の不等式が成り立つ。 \(\dfrac{11}{10} \lt \dfrac{y}{...
特性方程式の意味をどうしても理解してみたい人へ【漸化式】
特性方程式は、とあるタイプの漸化式をうまく変形して、等比数列の問題に変えるための方程式です。一般的に、α(アルファ)を用いて、α=pα+qのようなカタチで表されます。しかし、特性方程式は汎用性がやや低く、恒等式で導出するのがおすすめです。
剰余定理とは?因数定理との違いは?現役高校生がわかりやすく証明!
剰余定理とは、とある整式f(x)をx-αで割った時の余りを求める美しい定理です。余りは(x)にαを代入したf(α)で求まります。因数定理は、余りが0となるαを探し、因数x-αを持つことを示す定理です。数学的に似ていますが、用途が異なります。